Google Colab でも使われる .ipynb
(Jupyter Notebook)ファイルを扱う環境をローカルに構築します。
前提
Windows11, Git for Windows, Git bash を使用する
python のセットアップまでは、以下の記事を参照してください。
Windows 11 上で Python + venv を使う
Git bash 側での準備
構築したいフォルダで、Git bash を起動します。
python3 -m venv myenv
source myenv/Scripts/activate
Jupyter を インストールする
pip install notebook
仮想環境を Jupyter にカーネルとして登録
python -m ipykernel install --user --name=myenv --display-name "Python (myenv)"
--name
は内部名(英数字推奨)--display-name
は Jupyter 上での表示名(日本語も可)
VSCodeでの実行
セットアップ
VSCode に 次の拡張を入れる
- Python 拡張(ms-python.python)
- Jupyter 拡張(ms-toolsai.jupyter)
準備
VSCode で、test.ipynb
を作成して開く
右上の「カーネルを選択」ボタンをクリック
使いたい venv のカーネルを選ぶ
Jupyter Kernel を選択

使ってみる
マークダウンとコードを追加

マークダウンは以下のチェックマークをクリックするか、Shift + Enter でプレビュー状態になります。

こんな感じです

コードを実行するには、以下のボタンを押します。

実行するとこうなります。

以上です。